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立山黒部アルペンルート [旅行]

夏季休暇を使い、今回は北アルプスの立山へ向かうことにしました。
ハイキングとしての移動距離は最も長く、長野から立山黒部アルペン
ルートを通って約10時間!
こちらに立山黒部アルペンルートの全容を添付いたします。
(公式サイトのイラスト図を転用)
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長野駅からバスで扇沢まで移動→そこからトロリーバスにて黒部ダム
へ。さらにケーブルカー、ロープウェイを乗り継ぎ最後にまたトロリー
バスでやっと目的地の立山室堂に到着です。

まずは大宮発6:41のかがやき501号上越新幹線で長野駅に向かいます。
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長野駅東口から長野大町線バスで扇沢に向かいます。
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一時間程度で扇沢に到着、この日は台風12号の影響でかなり空は荒れ
模様。こちらのターミナルで遅めの朝食を頂きます。
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おススメの葉わさび蕎麦¥650をいただきます~。
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ピリッと効いた辛みがとても美味しかったです。
さて、腹ごしらえも終わったのでトロリーバスの乗り場に向かいます。
トロリーバスとは? 電車のように空中に張られた架線から電力を得て
電気で走るバスの事です。無軌条電車と呼ばれ法律上はなんと電車の
扱いなんだそうです。
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残念ながら、こちらのトロリーバスは11月で廃止となるそうです。
急速充電式の電気バスに切り替わるとのこと。
トロリーバスにて映画でも有名な「黒部トンネル」を抜けていきます。
実際に通って初めて分かったのですが、トンネル内は勾配がありカーブ
があり複雑な形状になっていました。
約16分で黒部ダムに到着です。
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駅に到着すると、展望台にむかう220段の階段が待ってます。
ヒイコラ登って展望台つくと...これが黒部ダムです!
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その巨大な姿に圧倒されます、人間がこんな巨大な建造物を作ること
ができるなんて、しかもこんな険しい山間に...。
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放水をしているのは観光用で6月下旬〜10月中旬頃まで実施しています。
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黒部ダムの通路を歩き、ケーブルカー乗り場に向かいます。天気は少し
回復して雨は小降りになりました。
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ダムの反対側から眺めると、黒部トンネルの掘られた赤沢岳の険しい山容
が確認できます。
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こちらが黒部ケーブルカー、一気に約400m近く高度を上ります。
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このトンネルの急角度がビックリでした。
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ケーブルカーを降りると高度1828mの黒部平です。山頂には雲があります
ね...晴れてほしいなあ。
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ここからはロープウェイで2016mの大観峰へ、このロープウェイは珍しく
区間内に柱のないワンスパーン方式というタイプだそうです。
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高度が高くなるにつれ、雪が姿を見せてきました。アルプスにきた実感が
湧いてきましたよ。
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大観峰からはもう一本のトロリーバスで立山室堂を目指します。
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走行時間は10分、終点立山室堂は高度2450m。長い移動時間と様々な
乗り物を乗り継いでやっと到着しました。
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室堂ターミナルから外に出ると、この風景が出迎えてくれます!
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日本にいるとは思えない壮大な山々の風景、ここが立山室堂です。
それぞれの山は3000m級という立山連峰がそびえます。
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ターミナルからしばらく歩き、宿泊する山小屋「みくりが池温泉」が
見えてきました。
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翌日は早朝から雄山(標高3003m)へむけて登山のため、この日は早めに
就寝。ちなみに「みくりが池温泉」は日本で一番標高の高い場所にある温泉
なんだそうです。

きれいな夕日が拝めました、雲海の下は富山市街だそうです。
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しかし、この夜は台風の影響で大雨になりました、雨雲よ去ってくれ~。



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秘湯 貝掛温泉(新潟県) [旅行]

台風18号の上陸とぴったり重なってしまった9月の3連休。
嫁の家族と温泉旅行に出かけました。天気が悪い中、出かける
のもどうかとは思いましたが、なかなか全員の予定を合わせる
のが難しいので、悪天候覚悟で出発です。

行く先は新潟県の湯沢にある貝掛温泉という秘湯で、なんでも
全国でも珍しい目に良い温泉だそうです。
大宮駅から越後湯沢駅まで、上越新幹線で移動。
越後湯沢からレンタカーで貝掛温泉まで行きます。
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出発した日は16日だったのですが、もうドンヨリ曇り空。
それでも越後湯沢の駅は観光客で混雑してました。

レンタカーを借りて国道17号を進み貝掛温泉目指します。
途中「道の駅みつまた」によって一休み。
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こちら面白いのは、施設内に足湯があるんですよ。
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ちょうどこの日は外気が16度くらいだったので、こちらで浸かる
ことに。足湯は無料です、200円でタオルを買うことができます。

ここから少し進んで国道17号から少し入った場所に貝掛温泉はあり
ます。関東からもそれほどの時間をかけずに行ける秘湯です。
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歴史を感じる外観、でも施設内はとても快適で過ごしやすいです。
温泉街ではなく、貝掛温泉は広い敷地に一軒しかあありません。
自然の中に静かにたたずむ温泉宿、なかなかいい雰囲気です。
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そして、さっそく目に良い温泉に入浴。
温泉は熱湯とぬる湯があり、ぬる湯の出口にから直接湯をすくって
直接目を浸すのが効果的とのこと。
露天風呂もあり、これがとても広くて快適でした。
お風呂は時間で男女のエリアが入れ替えとなり、片方は露天風呂が
その半分くらいの大きさです。
とにかく、やさしいお湯なので長い時間疲れるのがいいです。
あまり長湯しないのですが、珍しく1時間ちかく浸かってました。

そしてこちらは夕飯も豪華!
様々な山の幸に加え、なんとイワナの塩焼きが出ます。
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こちら、食堂の手前にある囲炉裏でじっくり炭火焼きされる一品。
フワフワの身が最高でした。
しかも、ご飯が美味しい!魚沼のコシヒカリにこだわり、炊くごと
に精米しているという自慢のご飯。あまりの美味しさにおひつのご
飯を残さず平らげてしまいました。

台風のおかげで宿に足止め状態でしたが、宿が素晴らしかったので
最高の休日となりました~。

言い忘れてましたが、日本酒も様々そろっていてこれまた◎!

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鹿児島に行ってきました 桜島を巡る編 [旅行]

「末よし」のうな重にてすっかりお腹も満たされた我々は、
レンタカーを借りて、桜島へ渡るフェリーに乗ることにし
ました。今回はホンダフィットが相棒です。
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鹿児島港~桜島港間の運航時間は約15分で、しかも日中は一
時間に4本(15分おき)とかなり頻繁に運航している桜島
フェリー。 もっと驚くことに、なんと年中無休の24時間
運航です! 
港に着くと誘導員の指示に従って、スルスルと船の中に進み
ます。あっという間に出航準備、お金は??
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あれよあれよと鹿児島港出航、桜島が綺麗に見えます。
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桜島フェリーは船の数も多く、全部で6隻。市民の足として、
重要な観光資源として、日夜活躍しています。
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だんだんと桜島が近づいてきました。
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反対側の航路のフェリーがすれ違います。
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なんて呑気に過ごしてると、すぐに着岸の連絡が!
急いで車に戻ります。
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慌ただしく車に戻るとすぐに着岸。作業員皆さんの手際のよい
動きがカッコいいです。
そしてゲートオープン、下船後に料金所があります。
フィットクラス(3~4m)で大人二人料金合わせ¥1,310です。

まずは湯之平展望台に向かいます。
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どーんと、雄大な桜島が一望できる湯之平展望台。
標高373mにあるこの展望台は、桜島において一般の人が入る
ことの出来る最高地点です。
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山の反対側は錦江湾ごしの鹿児島市内を眺めることができます。
穏やかな風景に癒されますね。

さて場所を移動し有村溶岩展望所に向かいます。
こちらは今も噴火活動が活発な南岳側から桜島を眺めます。
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見渡す限りの溶岩、その異様な光景に驚かされます。
湯之平展望台から見えた桜島とは全く雰囲気の異なる荒々しさ。
その荒涼とした世界に、噴火の凄まじい力を感じます。
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大正3年の大噴火の際、大量の溶岩が海をふさぎ、ついに大隅半島
と繋がってしまった桜島。
その大噴火の痕跡がいまも残る場所に移動します。

「黒神埋没鳥居」、大正3年の大噴火の際に埋もれてしまった鳥居
が残っています。
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もともと3mあったという鳥居、なんと一日で2mも埋まってしまい
この姿に...。
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大噴火のすさまじさを後世に伝えるために、あえて掘り起こさずに
残しているそうです。この奥には社殿がありますので、訪れた際に
はぜひお参りも忘れずに。

と、駆け足で回った鹿児島旅行。 まだまだ見どころはありますが、
我々は後ろ髪をひかれつつ、錦江湾を後にし、霧島温泉の宿に向かい
ました。
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温泉あり、歴史あり、火山あり、そして鰻に魚に黒豚と美味いもの
天国の鹿児島県。次回は指宿温泉と開聞岳なども回ってみたいです。
ちなみに霧島温泉もなかなか素敵な温泉地でした。

鹿児島市内は銭湯もかけ流しの温泉なんだそうです、羨ましい~。

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鹿児島に行ってきました 西郷隆盛終焉の地を巡る編 [旅行]

「おいが西郷隆盛でごわす」
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どーんと乱暴に西郷さんの銅像からスタートいたします!
今年の夏休みは、鹿児島をめぐる旅にしてみました。
まずは来年の大河ドラマ「西郷どん」を先取りして、鹿児島市の
城山周辺にて西郷隆盛終焉の地を回りました。

1828年、鹿児島市内加治屋町に西郷隆盛は下級武士の子として生まれ
ました。生誕の地は現在公園となり、石碑が建てられています。
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このエリアは大久保利通など、幕末に活躍した偉人達を多く輩出され
ました。この近くには「維新ふるさと館」という資料館があり、明治
維新など薩摩藩の英雄達の活躍を分かりやすく展示しています。
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ここからは「鹿児島ぶらりまち歩き」というボランティアガイドさん
を申込み、城山周辺をガイドしてもらうことにしました。
こちらは城山頂上から望む桜島。
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1877年に国内最大で最後の内戦である、西南戦争が起こります。
この城山は西南戦争最後の戦場であり、薩軍を率いた西郷隆盛終焉の
地であります。
1877年9月1日、追い詰められた薩軍は鹿児島に戻り、ここ城山に本陣
を構え迫りくる政府軍の攻撃に備えました。
城山の公園駐車場近くに、西南戦争薩軍本営跡の石碑があります。
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次第に政府軍の攻撃も激しくなり、西郷ら薩軍は山を少し下った岩崎谷
に洞窟を堀り本陣を移します。
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西郷が最後の5日間を過ごしたのがこの洞窟と言われてます。
実際に目にすると、その洞窟は小さなもので、薩軍が窮地に立たされて
いた状況がひしひしと伝わります。

9月24日、政府軍は薩軍に対して総攻撃を開始します。戦力差は薩軍が
約300名の兵力に対し、政府軍は約5万人。
死を覚悟した西郷は早朝に岩崎谷を下ります。洞窟を出てわずか300m
のところで被弾し、歩けなくなります。
そして別府晋介の介錯をあおぎ、49歳の生涯を閉じました。
その場所にはこのように石碑が立っています。
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ガイドさんのお話では、石碑の位置よりももう少し高い場所が本当の
終焉の地かもしれないとのことでした。

その後、西南戦争の弾丸跡が残る鶴丸城に向かいました。
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政府軍の凄まじい攻撃の跡がいまも生々しく石垣に残されています。
140年前にあったこととはいえ、この市街地でこれだけ激しい戦争が
行われたことが信じられません。

明治維新では官軍として戦い、西南戦争では賊軍となり政府軍に敗れた
西郷隆盛。 時代の変革時期に翻弄されたその壮絶な人生の一部を垣間
みれた気がして、ちょっと目頭が熱くなりました。
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さて、城山を巡りすっかりお腹も減ったので、天文館にあるうなぎ屋
「末よし」に向かいました。
知らなかったのですが、鹿児島は養鰻生産高全国一の鰻王国なんです。
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こちら「末よし」の蒲焼も身が柔らかく、皮はパリパリの最高の焼き具合。
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うな重の松を頼んだのですが、このボリュームで2,760円!
ご飯と鰻が分かれているお重も初めて。安くて本当に美味しかったです!
観光客よりも地元の常連さんが多く、愛されてるお店って感じも良かった
です。

お腹も心も満たされ、大満足。
さて、次はフェリーで対岸の桜島に向かいます。
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鰻のあと、天文館「むじゃき」にて本物の白熊(かき氷)食べました!

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松山再び しまなみ海道編 [旅行]

西瀬戸自動車道、通称しまなみ海道は愛媛県今治市と広島県尾道市に
繋がる全長約80kmの道路です。
瀬戸内の島々を10の橋でつなぎ、自動車専用道路に加え自転車、歩行
者用道路も併設されています。
橋からみえる瀬戸内の風景が素晴らしいとのことで、以前から一度車で
走ってみたかったしまなみ海道、レンタカーを借りて松山から出発です!

レンタカーはトヨタのヴィッツ。
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松山から国道をつかい今治へ、そこから今治料金所に向かいます。
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最初に見えてくる橋が、来島海峡大橋です。
来島海峡大橋は3本の橋が一体になっている世界初の3連吊り橋だ
そうです。
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来島海峡は後ほど、観光船にて周遊いたします。
橋の全景を見たかったので、大島で降りて亀老山展望台に向かいます。
こちらは標高300の展望台から瀬戸内の風景を楽しむことができます。
ということで、来島海峡大橋!
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狭い海峡を大きな船が行きかいます。複雑な形状の海峡を大きな船が
抜けていくのはちょっとオドロキです。

今回は若干ハードスケジュールなので、急ぎ尾道に向かいます。
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ご覧のように対面通行なので、制限速度は70kmです、なので通常の高速
のように平均時速は伸びません。
こちらは因島大橋、尾道はもうすぐです!
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そして...尾道到着~。
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以前、仕事で広島によく来ていた時、尾道には何度か訪れました。
海側から見た感じは、そのころとあまり変わってないなあ。
尾道のお寿司屋さん「保弘」でランチです。
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地魚特選握り、生のシャコって初めて食べました。
どれも美味しかったです!白身はカボスと塩で食べれる味の濃さ。

そこから向島へ渡し船にてわたります。
これ乗ってみたかったんです。
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料金は150円!車に乗ったまま、係りのオジサンに支払います。
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出航するとあっという間に対岸につきます、船に乗った感じがしない。
全く揺れないので、大きな横方向のエレベーターみたいです。
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そこからまた大島に向かい、来島海峡急流観潮船の乗り場を目指し
ます。 ここからかなり駆け足です!
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...でこちらが来島海峡急流観潮船の乗り場があるよしうみいきいき館。
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来島海峡は非常に複雑な地形により潮流が速く、海の難所として有名な
海域だそうです。そのためこちらの海域にはなんと最大時直径10m以上の
大渦が発生するとのことで、その急流観潮船に乗ってみました。
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急流観潮船は橋の下を抜けて、大渦の発生する海域に向かいます。
大潮のときはかなり頻繁に渦が発生するらしいのですが、我々の出航した
時間はすこし遅かったので、頻繁には見れませんでした。それでも、
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ぐるぐるっと大渦が姿を現します!渦潮だけでなく湧き潮など、ちょっと見たこと
のない海の姿にちょっと驚かされました。
瀬戸内は穏やかと思っていましたが、ここ来島海峡は海流も速くかなり荒々しい
海でした。しかも潮流の向きが潮の満ち引きにて変わってしまうので、通常船の
右側通行から一時的に左側通行に変わる世界唯一の海峡なんだそうです。

ここ来島海峡は来島に「村上水軍居城跡地」があり、歴史マニアの方にも人気
のスポットだそうです。この複雑な海域を巧みな操船術で自在に活動し、瀬戸内
を治めていたのでしょう。

そしてもう一つ、今治のドックを水上から見学します。
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海から造船ドックをこんな近くで見るのは初めてです。
なんとここまで近づきます。
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基本的には貨物船が多いみたいです、荷物を積んでいないと船はここまで
浮いてしまうんですね。

と、40分くらいの時間で盛りだくさんすぎる内容の来島海峡急流観潮船。
とても面白かったです!

そして、松山目指して帰路につきます。
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かなり駆け足で巡ってしまったしまなみ海道。こんどはゆっくりとそれぞれの
島を回ってみたいです。 自転車にてツーリングしている人も多く見かけ、
いつかは自分もトライしてみたいなあっと妄想。

そして夜は、待望の鯛めし、ジャーン!
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「二番町のかど 福」の名物、自称「日本一美味しい鯛めし」です、絶品!

瀬戸内ってやっぱりいいですね、食べ物も美味しいし、なんといっても景色が
美しい。松山は街としても活気があり、また古い文化と新しい文化が融合した
ユニークな都市です。
自然と都市の良い所がバランスよく共存している愛媛県、住んでる人がとても
羨ましく思えました。

そうそう、帰りの空港で、
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本当に蛇口からポンジュース!。 月一のイベントだそうです(笑)。






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松山再び 道後温泉編 [旅行]

7月に行ったばかりなのに、またまた来てしまいました愛媛県松山市!
前回は一泊二日だったのでいろいろ見過ごしてしまったスポットがあり
ました。今回は二泊三日で再び松山⇒瀬戸内まで足を伸ばします。

なんといっても、行ってみたかったのが道後温泉。
こちらは街中から市電で手軽に訪れることができます。
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そして、こちらが道後温泉本館。
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まさに「千と千尋の神隠し」、明治から大正にかけて建造された建物は
素晴らしい佇まい。現在も大衆浴場として稼動していて、一般的な銭湯
としての利用以外にも入浴後、休憩ができるコースもあります。
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早速、銭湯コースで入浴してみます!
「神の湯」が普通の銭湯利用です、料金は大人一人¥410。
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なんと朝の6時から営業している道後温泉、朝風呂はまた気持ちよさそう。
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「神の湯」の脱衣所はけっこう広々としていて、ロッカーも大きく快適です。
男湯はなぜか全く同じ形の風呂が通路を挟んで左右に配置されています。
特に左右の差は無いみたい。お湯はかなり熱めです!そして湯船がかなり
深いので入浴時は注意。なんといっても源泉かけ流し、とても贅沢な感じで
すね~。

こちらは建物後ろからの写真。屋根の上の櫓は振鷺閣といって朝、正午、
夕方に太鼓を鳴らします。
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入浴の後は、昼食。地元の酒蔵が経営している「にきたつ庵」にてランチ
です。いい雰囲気のお店です。
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名物「桶料理」の「昼膳」をいただきます、彩が美しい~。
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これにお刺身とご飯、味噌汁がつきます。
地元の食材を使い、それぞれを可愛い小鉢に盛った「桶料理」は目にも
美味しく、とても満足です!鰆の柚香焼が美味しかった。

お腹も満たされたところで、道後温泉といえば乗ってみたかったアレ。
「坊っちゃん列車」に乗ってみます。
こちらは夏目漱石の「坊っちゃん」にも登場する、蒸気機関車の路面電車
で、現在はディーゼル機関にて再現されたレプリカが走っています。
まずは道後温泉駅にてチケットを買います。
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レトロな感じの駅舎がいいですね。
こちらの売店にてチケットと整理券をゲットします。
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そして「坊っちゃん列車」、二両あるうちの1号機関車がこちらです。
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可愛らしい汽車ですね~、レプリカとはいえ雰囲気十分。
物語の中でも「マッチ箱のような汽車」と紹介されてますが、そんな感じです。
ディーゼルなので、煙は水蒸気のダミー排煙なのだそうですが、走る姿はまさに
蒸気機関車。

それでは乗車してみます。客車も再現されたものですが、当時の雰囲気そのまま
の木造車内です。
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出発すると、電車とはちがう客車独特の振動。木造客車はカタカタと音を立てて
市内を走ります。そして当然のごとくエアコンなどありませんので、車内の温度も
当時のまま忠実に再現です(笑)。
カタカタとのんびり市内を抜けて、松山市駅に到着。
のんびりと楽しい時間でしたよ、すっかりこの可愛い列車のファンになりました。

駅に到着すると、「坊っちゃん列車」名物の人力転車が始まります。
ターンテーブルがないので、なんとこのように↓
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車体下からジャッキが出て、車体を浮かせた後に人力で転回です。
そして人力で客車を動かし...
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連結してまた道後に向かいます。
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運転席を覗いてみると、視界確保のモニター類や電子制御の装置なども見えて
レトロな雰囲気を忠実に再現しつつも、ハイテク機器にて安全運用を確保してい
ことにちょっと感動、なんか銀河鉄道999みたい。
この21世紀に松山城バックに機関車が街中を走っている姿が面白いです。
物の価値観やデザインが時を越えて融合している街、それが松山。
なかなか素敵ですよね。

ということで、ゆったりのんびりの松山旅行第二弾。
この日の夕飯は飲みすぎちゃって写真がありません...。

次の日は瀬戸内横断、レンタカーでしまなみ海道へ行きます。








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松山一泊旅行 [旅行]

先週の土日に一泊二日の松山弾丸ツアーに行ってきました。
今年は仕事の都合でなかなか夏休みが取れないので、思い切って
一泊二日のリフレッシュ旅行を強行しました。

早朝の飛行機で一気に松山空港に。
初めて松山に来ましたが、市電が走っていて活気のある街ですね。
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まずは地元ローカル飯で腹ごしらえ。
銀天街というアーケードを通って、鍋焼きうどんの老舗「ことり」に
行ってみました。
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こじんまりとした可愛いお店です。
そしてこちらが松山の鍋焼きうどん。
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アルミ製の器がかわいい。いりこ出汁とうどんのマッチングが最高。
素朴なやさしい美味しさでした、地元の人も多かったです。

お腹も一杯になったので、松山城まで散歩です。
こちらは市電と県庁のツーショット。まるでタイムスリップしたみたい。
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1929年に完成した本館は、大修繕を行いいまも現役で使われています。
松山市は戦時中に大きな戦災に見舞われたと聞きましたが、県庁の建物
は無事だったんですね。

そしてこちらが松山城。
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山の頂上にそびえる松山城は、なんとロープウェイで登ることができます。
天主閣そのものは低いのですが、小天守含めた面積が広いので全体を
写真に収めるのが難しいです。
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現在の天守閣は安政元年(1854年)に再建されたもので、現存する12
天守の一つだそうです。
天主閣内を見学することができますが、とにかく古い建物なので階段
が急!しかも一段が狭いので上り下りは注意が必要です。
こちらは天主閣からみた、瀬戸内海側の風景。
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海があって、市電があって、お城があっていい街ですね。
天守内には松山城に関しての様々な資料などが展示されていて、かなり
楽しめます。資料読んで驚いたのが、1784年(天明4年)の元旦に天主閣
一帯が落雷により焼失した事実。元旦に落雷って??あまり無いような。

そして町の中心大街道にもどり、早めの夕飯に行きます。
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この商店街、凄い賑わいなんですよね。
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そして、松山の名店「鯛や」さんでお刺身三昧。
まずは、天然鯛のお刺身!
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お次は釣り鯵のお刺身!
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そして、活イカのお刺身! どれも歯ごたえがあり鮮度抜群。
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お醤油が要らないくらい身に旨みが凝縮されてるんです!
レモンとお塩でも食べれるお刺身なんて、オドロキの旨さ!

そんな感じで松山弾丸ツアー、あっという間の一泊二日でした。
松山はとても活気があって、食べ物も美味しくて、まだまだ紹介
しきれない観光スポットがいっぱいの素晴らしい街でした。

道後温泉、坊っちゃん列車...それはまた次回に。



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大分 黒川温泉&湯布院に行ってきました(その2) [旅行]

黒川温泉で迎えた朝は、すっかり晴れ模様。
朝風呂に浸かった後、豪華な朝食を頂き今度は湯布院に
向かいます。

雪はやみましたが、やまなみハイウェイは凍結している
恐れがあるとのことで、宿の方から国道387号線を使う
迂回ルートを教えて頂きました。
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ちょっと時間はかかりますが、道路に雪は無く快適。
一時間ほど走って、道の駅「湯布院」に到着です。
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まだ空には雲が多くて、由布岳は良く見えません。

でもこの日は気温が上がって、心地よい天気でした。
ちょうどお昼近くになったので、湯布院近くの自家製ソーセージ
のお店「燻製工房 燻家」でランチにしました。
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こちらはお向かいの工房にて作られたこだわりのハム、
ソーセージをリーズナブルなお値段にて楽しめるレストランです。
http://ibusuke.com/
ちなみに頂いたのはコチラ↓
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ハムステーキランチ、なんと1000円。
二枚の厚切りハムステーキが香ばしくて美味しかったです!
しかも、こちらのパンも絶品の美味しさ!大満足のランチでした。
レストランでは、ハム、ソーセージ類の販売もやってます。
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いろいろ買って帰りたかったです~。

それから腹ごなしに湯布院の駅まで移動し、駅周辺を散策して
みました。こちらが湯布院駅です↓
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黒塗りの駅舎をデザインしたのは有名建築家、磯崎新なんだそうです。
駅周辺は、海外の観光客が本当に多くて改めて海外での湯布院人気
を実感いたしました。
皆さん、個人旅行で来られているみたいで、ガイドブック片手に
湯布院の街を散策されてました。

そうこうしていると急に曇ってきてまた雪が降ってきたので、宿に向かいます。
湯布院にて宿泊した宿は「ゆふいん旅庵 和山豊」。
全室に露天と内風呂が付いている、古民家形式のお宿です。
施設には12室しかお部屋が無いのでとても静かで落ち着きます。
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(写真はHPのものを流用してます...)
ゆったりとした広い空間、これって関東の宿にはなかなかないですね。
お部屋も広いのですが、なにより宿の周りに何もないのが良いです。
湯布院の街からも離れているので静寂の中、ゆっくりお湯に浸かれます。

こちらはお風呂だけではなく、食事も二重丸!
地元の素材を生かした料理は、夕食も朝食もそれぞれ美味しかったです。
また、仲居さんの対応がとても良く快適に過ごせました。

黒川温泉→湯布院と、癒しの温泉ツアーは天気に恵まれませんでしたが
心も体もすっかりリフレッシュできた良い旅になりました。
初めて訪れた大分、流石に日本屈指の温泉天国と言われるだけありますね。

そして空港に向かう途中で↓
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やっと青空に映える由布岳に遭遇!






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大分 黒川温泉&湯布院に行ってきました(その1) [旅行]

更新がしばらく空いてしまいました、すみません。

永年勤続にて会社から休みを頂けたので、疲れた体を癒すべく
長年行きたかった「黒川温泉&湯布院」に行ってきました。
3年前に熊本を訪れてから、すっかり九州の魅力にとりつかれて
いる我々。今回思い切って、温泉リゾートの聖地「黒川温泉&湯布院」
を攻めてみることにしました~。

出発の羽田空港は大荒れの天気で、離陸後しばらくは揺れましたが、
雲の上に出れば安定飛行に。
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到着の大分空港は、ちょっと曇りで天気下り坂。
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なんとなく嫌な予感...。

今回のレンタカーは、ホンダのフィット。700キロも走ってないほぼ
新車です。傷一つないピカピカのボディが嬉しい。
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「黒川温泉行かれるなら、チェーン積んどきますね」(店員)
?!
「九州って雪降るんですか??」(私)
「チェーン規制が出てますから、チェーンないと通れませんよ」(店員)
そうなんですよ、皆さん知ってました?
大分と熊本の県境、くじゅう連山のあたりは九州の北海道と言われる
ほど降雪エリアだそうです。
とりあえずチェーンの付け方を習い、一路黒川温泉を目指して出発。

宇佐別府道路を湯布院で降りて、県道11号通称やまなみハイウェイ
を登っていきます。
すると、チラチラと雪が舞ってきて...
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あっというまに銀世界!
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急いでチェーン脱着場に飛び込み、チェーン装着作業↓
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最近のチェーンは装着しやすいので助かりました。
たしか製品名は「雪道楽QII」、良くできてます!

雪道を慎重に進むと、やまなみハイウェイで最も高い、
標高1330mの牧ノ戸峠に到着。
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いやあ、まるで北海道。ちなみに外気温は-4℃です。
九州ってもっと暖かいと思ってました...。

熊本県の県境まで下りてくると、だいぶ雪も止んできました。
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ここからしばらく下りた道で、チェーン規制は解除されたので
ようやくチェーンを外せました、やれやれ。

その後、国道442号線を西に進み、黒川温泉を目指します。
途中、お腹が減ったので一度黒川温泉を通り過ぎ、国道沿いの
お蕎麦屋さん「沙羅」に寄りました。
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ここで頼んだのは、お店のオススメ「地どりそば」。
温かい地鶏のつけ汁と、蕎麦つゆの両方で打ちたての蕎麦を
楽しめるお得なメニューです。
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蕎麦の香りが良く、なかなか美味しかったですよ。
地鶏のつけ汁も出汁が優しい味で、温まりました。

胃も落ち着いたところで、今夜のお宿に。
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黒川温泉の宿は「山みず木」。渓流沿いの大きな露天風呂がある人気の
お宿です。黒川温泉街より、ちょっと離れた場所にあるのでとても静かで、
落ち着く空間ですよ。
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ロビーにある囲炉裏も雰囲気いいんです。

男性の渓流沿いの大きな露天風呂「幽谷の湯」は本当に雰囲気がよく、
冷えた心も体も、ゆったり癒してくれました~。
やっぱり、黒川温泉は想像以上の温泉でしたね。

その2に続きます。





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熊出没注意! 北海道に行ってきました その3 [旅行]

屈斜路湖から一気に東をめざし知床半島の知床五湖を
目指します。
みなさまご存じのとおり、知床半島は2005年に世界遺産
に登録され、多くの観光客が訪れるようになりました。
知床五湖は噴火活動によって生まれた自然湖で、原生林
に囲まれた太古からの自然の姿を垣間見ることができる
貴重な自然遺産です。
屈斜路湖を出発して一時間、オホーツク海が見えてきました。
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この日は曇り空で、残念ながら太陽は姿をみせず。

しばらく走っていると、大きな滝が道路から見えてきました。
これが有名なオシンコシンの滝です!
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国道344号線からもはっきり見える巨大な滝。
落差は40mあり、近くで見ると大迫力です。水しぶきが
凄くてあまり近づけませんでした。

そこからウトロを過ぎ、知床五湖のフィールドハウス
まで向かいます。
知床五湖のトレッキングは2通りあって、一つは自由に観光
客が歩ける高架木道を使う方法。こちらは安全な木製の高
架歩道を使って展望台まで行けるのですが、五湖あるうち
の一湖湖畔までしかいけません。
もう一つがレクチャーを受けたのち、ガイドさんの引率する
ツアーに同行する方法で、こちらは3kmのコースを選択する
と5湖すべてを見ることができます(有料です)。
我々は後者のコースを選びたかったのですが...↓
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残念ながら熊出没のため地上遊歩道は閉鎖とのこと。
ということで、 高架木道のコースを行ってみました。
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高架木道は800mほどの長さで、知床連山や遙かに広がる
オホーツク海など、変化にとんだ知床五湖の魅力を楽しむ
ことができます。
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なかなか天候が回復せず、知床連山は雲に隠れたままでした。
こちらは湖畔展望台から眺めた一湖です。
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湖面は静かに知床連山の姿を映していて、とても美しかった
ですよ。山々にはまだ雪が残ってました。
ただ、観光客が意外に多くて、展望台は若干騒がしかったの
がちょっと残念。
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観光客が気軽に野生環境の懐まで行けるようになったのは、
とても嬉しいことですが、野生の動物たちにとってはちょっと
迷惑なことなのかもしれません。
観光施設として、うまく自然環境と共存していければいいな
と思いますが、課題も多そうですね。

こちらは知床連山の反対側、オホーツク海。
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海と山の雄大な自然が楽しめる、知床国立公園。
知床五湖以外にも、カムイワッカの滝、海からの知床クルー
ジングなど様々に見どころ満載の知床半島。
今回は五湖しか行けませんでしたが、次回は季節を変えて
ゆっくり回ってみたいと思いました。

釧路空港でレンタカー返したら走行距離1000km超えてました。

やっぱり北海道は広いですね~。


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