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さよなら古田敦也

拝啓 古田敦也様
本当にごめんなさい、今年は一度も神宮に行けませんでした。
正直、スワローズの成績は目を塞ぎたくなる状況で、それでも
ファン仲間では「来年は専任監督でじっくりと・・」と話していまし
た。それなのに、選手引退&監督退任という事態になるとは。
せめて監督としてでも残って欲しかった・・今日の引退試合を見
るまではそう思っていました。

忘れもしない`92年の日本シリーズ、無敵艦隊西部ライオンズに
真っ向勝負を挑んだ弱小スワローズ。
森監督率いる西部ライオンズは完璧なチームで、防御力、攻撃力
どれも当時のスワローズでは勝ち目のない4-0シリーズになると、
誰もが思っていました。
王手をかけられた第五戦、もう一度神宮に帰ってきて欲しいとの
スワローズファンの願いが叶い(?)池山の逆転ホームラン炸裂!
そして次の第六戦も秦の逆転サヨナラホームランにて勝利!
最終戦、緊迫のゲームは延長の末一点差でライオンズが勝利を
掴みました。
あのシリーズは古田×伊藤、野村監督×森監督(共に元捕手)の
キャッチャー対決と言われ、誰よりも闘志を燃やしていたのは古田
その人でした。 決して勝利をあきらめない、その姿勢がチームを
引っ張り、奇跡のグレートシリーズになったのだと僕は思ってます。

久しぶりにマスクを被った古田。 あの頃の強烈な熱みたいなもの
は感じられないけど、やっぱり背番号27はベンチにいてはイケナイ
のです。ミット構えて睨みをきかす、「最強のキャッチャー」こそ背番
号27番なんだと、あらためて実感しました。
今日は捕手姿の古田をじっくり見れて楽しかったです! 高津との
ファイナルバッテリーもカッコよかった~。
バッターとしての佐々岡(おつかれさまでした)との対決も感動だった
し、古田ファンでよかったと思いました。
そして、背番号27番ともこれでお別れです・・。本当にお疲れ様でし
た、素晴らしい戦いの記憶をありがとうございます。

勝利に執着する泥臭さが、古田敦也のカッコよさなんですよね。
また帰ってきてください、スワローズファンはいつまでも待っています。


※写真は貴重な頂き物です・・


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クリス

古田選手がスワになってからのことを、いろいろ思い出す一日になりました。打って欲しかったけど、勝って欲しかったけど、今はお疲れさまでしたという感謝の気持ちでいっぱいですね。
by クリス (2007-10-08 14:37) 

robert

クリス様
ナイス&コメントありがとうございます! そうですよね、僕も18年間の古田の活躍を思い出しながら観ていました。試合結果はイマイチでしたが、素晴らしい引退試合だったと思います。僕も感謝の気持ちでいっぱいです。
by robert (2007-10-08 15:09) 

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