タコのパウル君

もう七月も半ばに突入、そしてついにW杯は決勝を迎えます。
が、試合の始まるAM３時半は起きてられない感じ・・しかも月曜だし。
オランダ×スペイン、どちらが優勝するのでしょうか。
個人的にはE組から勝ち進んでいったオランダを応援したいですね。

そんな盛り上がるW杯の話題で、異様な人気を博している預言者がいます。
いや、預言者ならぬ預言タコの「パウル君」。ドイツ西部のオーバーハウゼン水族館
にいる２歳のタコ。
水槽内にある、国旗（対戦国の）を記された容器を「パウル君」が選ぶとその国の勝
ちを予想。なんと今のところ百発百中の成功率なのです！！
しかも、７日の準決勝ではドイツがスペインに負けると予想しちゃった際には、一部
ファンから「パエリアに入れて食っちまえ！」と国賊扱いまでされる始末。
ちなみに決勝戦は迷わずスペインを選んだそうです。

まさかタコに予知能力があるわけないので・・これは「二分の一の確立」がたまたま
「パウル君」の入った容器に連動しちゃっただけのこと・・と思います。
でもこのニュースを聞いたとき、ある小説を思い出してしまいました。
それはカレル・チャペック著の「山椒魚戦争」です、書かれたのは１９３５年。
この作品には、言葉を覚え新聞を読む“進化した山椒魚”の姿が描かれます。
進化した山椒魚達は後に人類の敵となり、最終的に巨大な戦争が勃発してしまいま
しす。
タコが言葉を理解して予知能力まで持ってしまったら、どうなってしまうのかな？
８本の足は山椒魚よりも器用なことができそうです。１万年後の世界はタコが支配し
ている世界かもしれません。
その時はタコ世界の「水中サッカーW杯」の勝ち負け予想を、動物園に囚われた人間
がやってることでしょう。

ま、それは置いといて・・様々な話題で盛り上がったW杯南アフリカ大会もこの１試合
で幕を閉じてしまいます。サッカーに詳しくない自分でもついつい盛り上がってしまった
W杯、やはりスポーツっていいなあ～と再認識。
でかい液晶テレビが欲しくなっちゃいました、４年後までには買うぞ～！

そうそう、シンガポールには予知インコもいましたね。