アルゴ [映画]
すごく久しぶりに映画ネタ。
短期の出張に行った際に、飛行機の中で見たこのオスカー受賞作品。
ベン・アフレック監督主演「アルゴ」!
70年代に起こった、イランアメリカ大使館人質事件を題材にしたサ
スペンス。期待を裏切らないすばらしい出来栄えでした!
1979年、イスラム過激派グループがテヘランのアメリカ大使館を占
拠。暴徒が流れ込む寸前に裏口から脱出した6名の大使館員は、カナ
ダ大使邸に保護される。
だが、カナダ大使邸にも過激派グループの監視が厳しくなり、6名の
大使館員は一刻も早いテヘラン脱出を迫られる!
様々な脱出案が検討される中、なんとCIAが採用した作戦は「SF映画
のクルーに化けて空港から堂々と脱出」という、ウソみたいな作戦で
あった!
脱出の計画を実行するのはCIA人質脱出のエキスパート、トニー・メ
ンデス。計画にはリアリティが重要ということで、彼はマスコミを巻
き込み、架空のSF映画「アルゴ」の製作発表を大々的に実施。
ハリウッドもすっかり騙され、着々と脱出計画の準備は進行していく。
そして6人の命を救うために、メンデスは一人テヘランに飛び立つ!
なんでイランでSF映画?? なんとなく不思議に思う方も多いと思い
ますが、「スターウォーズ」の惑星タトーウィンはチュニジアで撮影
されたんですよ。
つまり、スペースオペラの舞台としてイランのエキゾチックな町並み
をロケハンしているスタッフという体で、シレっと空港から逃げよう
という大胆不敵な脱出作戦。
テヘランのシーンはアクションも爆破もないのですが、とにかく脱出
までの72時間がものすごい緊張感!
6人の大使館員はそれぞれプロデューサー、美術監督、撮影監督など
の映画スタッフに化けるのですが、メンデスは「生き残るためには、
100%スタッフになりきれ」と強調します。
なぜなら、もし少しでも不審な点が見つかればアメリカ人とバレて即
処刑となってしまうのです。
ところが、ついに脱出まで24時間に迫ったとき、メンデスに作戦中止
の命令が届きます!
それは6人の大使館員を見殺しにすることを意味していました。
メンデスは悩みに悩み、ついに命令に背いて6人を脱出させることを
決断するのです。
とにかく空港のシーンが秀逸!
空港カウンターや出国管理など、普段なじみのある空港の施設がそれ
ぞれ手に汗にぎるシーンに使われていて、本当にドキドキします。
果たして飛行機までたどり着けるのか!?
って結末は知っているのに、息もつかせない緊張感。
いやー、これは大きな大きな画面で見たかったです。
メンデス以外にこの物語のヒーローと言えるのが、6人を保護したカナ
ダ大使夫婦で史実でもこの夫婦はアメリカ政府より勲章を与えられて
います。
見つかれば自分の身も危険にさらされるのに、非常に勇気のある行動
だなあ(政治的な理由があったとしても)と思いました。
この事件にCIAが関与していたことは1997年まで機密扱いになってい
たそうで、2013年の現在も私たちに明かされない「機密」の物語がア
メリカにはいっぱい眠っているのでしょうね。
シュレッダーを繋ぎ合わせるシーン、「アメノド!」と心で叫んだ私。
短期の出張に行った際に、飛行機の中で見たこのオスカー受賞作品。
ベン・アフレック監督主演「アルゴ」!
70年代に起こった、イランアメリカ大使館人質事件を題材にしたサ
スペンス。期待を裏切らないすばらしい出来栄えでした!
1979年、イスラム過激派グループがテヘランのアメリカ大使館を占
拠。暴徒が流れ込む寸前に裏口から脱出した6名の大使館員は、カナ
ダ大使邸に保護される。
だが、カナダ大使邸にも過激派グループの監視が厳しくなり、6名の
大使館員は一刻も早いテヘラン脱出を迫られる!
様々な脱出案が検討される中、なんとCIAが採用した作戦は「SF映画
のクルーに化けて空港から堂々と脱出」という、ウソみたいな作戦で
あった!
脱出の計画を実行するのはCIA人質脱出のエキスパート、トニー・メ
ンデス。計画にはリアリティが重要ということで、彼はマスコミを巻
き込み、架空のSF映画「アルゴ」の製作発表を大々的に実施。
ハリウッドもすっかり騙され、着々と脱出計画の準備は進行していく。
そして6人の命を救うために、メンデスは一人テヘランに飛び立つ!
なんでイランでSF映画?? なんとなく不思議に思う方も多いと思い
ますが、「スターウォーズ」の惑星タトーウィンはチュニジアで撮影
されたんですよ。
つまり、スペースオペラの舞台としてイランのエキゾチックな町並み
をロケハンしているスタッフという体で、シレっと空港から逃げよう
という大胆不敵な脱出作戦。
テヘランのシーンはアクションも爆破もないのですが、とにかく脱出
までの72時間がものすごい緊張感!
6人の大使館員はそれぞれプロデューサー、美術監督、撮影監督など
の映画スタッフに化けるのですが、メンデスは「生き残るためには、
100%スタッフになりきれ」と強調します。
なぜなら、もし少しでも不審な点が見つかればアメリカ人とバレて即
処刑となってしまうのです。
ところが、ついに脱出まで24時間に迫ったとき、メンデスに作戦中止
の命令が届きます!
それは6人の大使館員を見殺しにすることを意味していました。
メンデスは悩みに悩み、ついに命令に背いて6人を脱出させることを
決断するのです。
とにかく空港のシーンが秀逸!
空港カウンターや出国管理など、普段なじみのある空港の施設がそれ
ぞれ手に汗にぎるシーンに使われていて、本当にドキドキします。
果たして飛行機までたどり着けるのか!?
って結末は知っているのに、息もつかせない緊張感。
いやー、これは大きな大きな画面で見たかったです。
メンデス以外にこの物語のヒーローと言えるのが、6人を保護したカナ
ダ大使夫婦で史実でもこの夫婦はアメリカ政府より勲章を与えられて
います。
見つかれば自分の身も危険にさらされるのに、非常に勇気のある行動
だなあ(政治的な理由があったとしても)と思いました。
この事件にCIAが関与していたことは1997年まで機密扱いになってい
たそうで、2013年の現在も私たちに明かされない「機密」の物語がア
メリカにはいっぱい眠っているのでしょうね。
シュレッダーを繋ぎ合わせるシーン、「アメノド!」と心で叫んだ私。
最近の飛行機では最新版の映画やるんですね、知りませんでした。
by conta (2013-03-30 08:00)
conta様 NICE!ありがとうございます♪
そうなんです、日本でまだ未公開の映画なんかも
公開していたりします。
画面もタッチパネルで操作(巻き戻しも、早送りも!)
できたり、快適性はかなり向上していますよ。
by robert (2013-04-01 18:02)
makimaki様 NICE!ありがとうございます♪
やっぱりアカデミー作品賞は伊達じゃないです。
ベン・アフレックってこんなにいい演技ができて
しかも監督としても優秀なんですね。
by robert (2013-04-01 18:20)