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PCオーディオへの挑戦 その1 [オーディオ]

もうその世界に足を踏み込んでいる方も多いと思いますが、かねて
より挑戦したかったPCオーディオ。
その方式も様々で、Appleでおなじみのi Tunes&i Podのお手軽な
システムから、NASとネットワークオーディオプレーヤーを用いたパ
ソコンすら必要としない(再生時)全く新しいシステムまで百花繚乱。

パソコンで音楽を再生することに何のメリットがあるかと言えば、CD
からリッピングされたデータはHDより直接再生されるためにメカによ
る再生ロスがないということと、CDのサンプリング周波数44.1kHzを
遥かに超える96kHzなどのハイレゾ音源を再生することができること
でしょうか。
再生ソフトによっては、プレイリストを自由に作ることができ「俺ベスト」
やら「お客さん来たとき用」とか「日曜の夕方に元気出す用」とか色々
な楽しみ方ができるのも◎。

とはいえ、それなりに機材投資も必要になるPCオーディオ。
上記のネットワークオーディオなどは、最低でも十万以上の投資が必
要でそれらは年末ジャンボでも当たらないと無理。
i Tunesをベースにシステムを構築するのが手っ取り早いのですが、
高音質にこだわるとAppleロスレスというファイル形式を選ぶことにな
りこれがデータ容量が大きく難物。
何よりもWASAPI再生に対応していないというのも残念。
WASAPI再生とは、Windowsがシステムに内蔵しているカーネルミキ
サーという音管理のシステムを回避しダイレクトにサウンドデバイスに
データを送る仕組み。

色々悩んだ挙句、この仕様にて進めてみることにしました。
①ハード編成はパソコン⇒DAコンバータ⇒アンプ
②再生ソフトはFoobar2000
③ファイル形式はFLAC

DAコンバータはデジタルデータをアナログのデータに変換する装置で
す。これにもさまざまなグレードや再生できるサンプリング周波数など
仕様は色々で、値段もピンキリ。
Foobar2000はフリーの再生ソフトですが、先ほどのWASAPI再生に対
応しハイレゾの再生も可能。ダーターなのが素晴らしい。
FLACはロスレス圧縮方式の一つで、現在では主流となりつつあるPC
オーディオの代表的なファイル形式です。

で、実家に帰ったときにオーディオ師匠の父にそんな話をしたところ・・・
「じゃあこれ試してみな」とこれを渡されました↓
ratoc1.jpg
ラトックのREX-Link2EX !
なんと、父は数年前からPCオーディオ環境をコツコツと研究し、現在で
はすでにハイレゾ音源を再生するシステムを構築していたのです!
恐るべき昭和一桁生まれ・・・。
ラトックのREX-Link2EX は父が初期に試験的に導入したものらしく、す
でに物置で眠っていたものみたい。

ラトックのREX-Link2EX はワイヤレス通信により離れた場所のPCから
オーディオシステムに音楽データを転送する優れもの。
しかもこの装置、それだけではないんです!(おにぎりのマミちゃん風)
内部にDAコンバータを内蔵しているので、高いクオリティの再生が可能
です。残念なのは再生できる音楽データは16bit/44.1kHzのみなので、
ハイレゾなどの音源には対応していません。

とりあえず機材はそろったぞ。次はFoobar2000のインストールです。

つづく
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コメント 2

conta

こんばんわ
ついにPCオーディオですね。私もfoobar2000を使っています。i-TuneのようにCMのリンクは無いし、なによりシンプルでお気に入りのソフトです。外付けHDDにFLACで録りためた曲を階層的に配置してジュークボックスのように使っています。 DAはsoundblasterの安物ですが満足しています。
お父様は進んでいらっしゃいますね。
by conta (2012-11-28 23:45) 

robert

conta様 NICE!ありがとうございます!
そうなんです、父は長年愛用していたLINNのCDプレーヤー
からマランツのネットワークプレーヤーにくら替えしてました。
デジタルアレルギーのない父は、次にコレクションのアナログ
レコードまでリッピングして、自分音楽アーカイブスを作成する
計画を立てています・・・オドロキ。


by robert (2012-11-29 22:35) 

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